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ここでは管理人が今まで読んだ空手・格闘技関係の本の感想を適当に書いていこうと思います。



勝つ!ための空手(石井和義著・ベースボールマガジン社)

正道会館が「常勝軍団」と呼ばれていた頃の、まさに「勝つ」ためだけに書かれた空手史上初と言える
試合に勝つための技術書。徹頭徹尾フルコンルールで勝つための技術・戦術・練習法について書かれている。
試し割りについても触れられており、管理人は非常に参考にさせて頂きました。
最近読み返したんですが、石井元館長は実に教え上手ですねえ。フルコンの技術書で「独自性」を
出せたのはこの本と、故・芦原英幸氏の「実戦!芦原カラテ」シリーズだけではないでしょうか?
それにしてもこの本に載ってる佐竹・角田両氏は若い!!
Click Here! ←というわけで角田氏の最近の著書 Click Here! ←こちらは佐竹氏


最強の極真空手・城西テクニック編(山田雅俊著・スキージャーナル)

上記の「勝つ!ための空手」の極真版といった感じ。極真ルールで想定されるあらゆる局面をパターン化し、
それに対する返し技を細かく解説してくれています。出演している選手は黒澤・小笠原・岡本・田村等々
一昔前の城西豪華メンバーが登場しています。しかし黒澤氏も小笠原氏も極真を離れてしまって
だいぶ経ちますねえ・・特に小笠原氏は今やプロレスラー(?)


最強格闘技論(小島一志著・スキージャーナル)

空手界からはかなり嫌われている(?)小島氏が最初に出した本。最初の方はまともですが、後半からは
小島氏の、極真最高!!の思いが強すぎて、最後の方は極真の宣伝のように変貌していくという
ある意味変な本。まあ、故・大山総裁にかなりお世話になっていたようなので悪くは書けないですよねえ。
極真の対抗勢力でもあった伝統派空手を糞味噌に貶し、確執のあった東氏の大道塾をこれまた貶し、
まさにペンの暴力が炸裂しています。


新世紀格闘技論(小島一志著・スキージャーナル)

小島本第2弾。ちょうどグレイシー柔術の登場で、格闘技界にバーリ・トゥード旋風が吹き荒れていた頃の本。
この頃の小島氏は、グレイシーにかなり批判的なスタンスを取っています。前作よりは極真空手について冷静に
書いていますが、2代目館長に就任された松井氏の事を書き始めると、いつものポエムのような雰囲気に・・・
ダメだこりゃ。


山崎照朝の実戦空手(山崎照朝著・池田書店)

初版からかなり経っているのですが、今だに書店で見かける事も多いロングセラー本。初代極真全日本王者の
山崎照朝氏が、基本稽古から組手までの練習の流れを丁寧に解説してくれます。フルコン空手の技術書という
よりは、山崎氏の独自の空手技術論といった感じになっています、寝た状態での打撃技や、投げ技も解説されて
いるので、自分自身の空手の幅を広げるにも最適な本です。関係ないけど山崎氏は昔からハンサムですね、
と言っても、別に管理人はその手の趣味があるわけじゃないですよ(笑)


ビバ!極真カラテ (Part2)(極真を愛する人々・テレハウス)
古本屋の100円コーナーで偶然発見した意外とレア(?)な感じの本。内容は非常に軽い感じで、読み物として
面白いです。「サインをもらうマル秘作戦の必需品」「君は試し割りの板をドライヤーで乾かすのを見た事がある
か」(あります)「全日本選手権に出場するためサラ金に駈けこんだ某氏」等々、当時の極真の裏話的な話題が
扱われており、極真関係の本としてはかなり異色の出来。ちなみにPart1もあるようですが、そちらは発見でき
ず。ところでこの「極真を愛する人々」の皆さんは今何をやってるんでしょうねえ?


喧嘩芸骨法(堀辺正史著・サラブレッド・ブックス)
これまた古本コーナーで発見。最近雑誌で見かけなくなった堀辺正史師範の自伝。管理人は骨法の事はよく
知らなかったのですが、これはまるっきり空手バカ一代のパクリでは・・・。百歩譲って真実だとしても、
ヤクザの兄弟の名前が金次と銀次とか、何でもありの大会に何故か白人ボディビルダーが出場してたりとか、
にわかには信じ難い話が満載です。ちなみにこの本で紹介されてる「摺り蹴り」は管理人も中学時代に同じ技を
考えていた事があるんですねえ・・・・。ヒマな中坊の考える事は皆同じなんでしょうか(笑)


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